被災された人々を、心から応援する復興の最新情報


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東日本大震災から4年 避難23万人、生活の復興道半ば(27.3.11)

 東日本大震災から11日で4年となる。避難生活を送るのは約22万9千人にのぼり、被災3県では恒久的な住まいとなる災害公営住宅の完成が15%にとどまる。政府が決めた5年間の集中復興期間は、最後の1年の正念場を迎える。

 警察庁は10日、震災の死者が1万5891人、行方不明者は2584人と発表した。復興庁によると、震災後の体調悪化や自殺による震災関連死は3194人になった。

 岩手、宮城、福島3県の仮設住宅の入居戸数は約7万7千戸で、前年より約1万3千戸減った。災害公営住宅は昨年12月現在、2万9517戸の計画に対し、完成は4543戸にとどまる。資材や人件費の高騰で建設が遅れている。

 道路(直轄国道)の復旧率は99%などインフラ整備は進むが、なりわいの復興は道半ばだ。農地は7割が復旧し、主要漁港の市場の合計水揚げ高は震災前の7割だが、経済産業省が昨秋発表した企業調査(青森県を含む)では、主産業の水産・食品加工業で売り上げが震災前より減少したままの企業が8割に上った。

写真・図版 日が暮れた岩手県陸前高田市では、復元された「奇跡の一本松」の後方に、巨大なベルトコンベヤーの姿が浮かび上がる。かさ上げ工事のため、山を削った土砂を運ぶ。東京ドーム約10個分(約1200万立方メートル)の土砂が運びこまれる予定だ=10日、杉本康弘撮影

 東京電力福島第一原発事故の影響が続く福島県では昨年、田村市と川内村の一部で国の避難指示が解除されたが、田村市で4割、川内村で1割しか戻っていない。原発周辺市町村では、帰還をあきらめた移住の動きが広がる。

 被災42市町村では、仙台市などを除く39市町村で震災前より人口が約9万2千人減った。人口減が続く。(中村信義、石川智也)

写真・図版
東日本大震災による被災の状況と復興の現状

---朝日新聞(27.3.10)



社説:東日本大震災4年 復興に関わり続けよう(27.3.11)

東日本大震災の発生からきょうで4年を迎えた。約23万人がなお避難生活を送り、そのうち8万1730人はプレハブ仮設住宅での暮らしが続く。家族らが犠牲となり、住居を失った多くの人たちにとって、時計の針は止まったままだ。

 集団移転や復興住宅の建設は時間との闘いが続く。住まいの整備を急ぐとともに、被災した人たちの生活を安定させ、暮らしを再建することがこれからは一層、大切な段階に入る。力を合わせ、岐路に立つ復興を支えたい。

 ◇生活再建の正念場に

 JR石巻駅からバスで1時間の沿岸にある宮城県石巻市桃浦(もものうら)地区。早春の午後、作業場でパートの主婦たちが手際よくカキの殻むきを進めていた。一見、他の漁村と変わらぬ光景だが、漁師が漁協に漁場使用料を払ってカキを取り、漁協に販売を委託する通常のシステムと大きく異なる。15人の地元漁師は震災後に設立した合同会社(代表社員・大山勝幸さん)の社員となり「サラリーマン漁師」として給与で収入を得ている。

 震災で桃浦地区はカキ養殖施設を失った。沿岸はがれきで埋もれ、漁師の大山さんらは漁業をあきらめかけた。だが、普通なら漁協が独占する漁業権を企業が取得して生産から販売まで行える復興特区制度ができると聞き、思い切って手を挙げた。

犠牲になった192名の名前が刻まれた慰霊碑に映る、祈りを捧げる人たちと被災した姿を残したままの荒浜地区。同地区に住み息子の妻を亡くした佐藤まさ子さん(72)は「たくさんの顔を知った人の名前が刻まれている。冥福を祈りにきた」と涙ぐんでいた=仙台市若林区で2015年3月10日午後1時10分、

浪江町立請戸小学校の横に作られた廃材の仮置き場。奥には、津波で流されて何もなくなった土地が広がる=福島県浪江町で2015年3月10日2015年3月10日午前11時40分、山崎一輝撮影

震災から4年が経ち、各地で復興住宅の建設が進む。岩手県釜石市上中島町では、仮設団地と復興住宅(奥)が道一本挟んで隣接する。仮設から復興住宅への入居が決まった男性(71)は「入りたくても入れなかった人もいる。その人たちはすぐそばの復興住宅をどんな思いで見ているのか。素直には喜べない」と話した=岩手県釜石市で2015年3月10日午後0時23分、喜屋武真之介撮

かさ上げ工事が続く大船渡市中心部(右奥)。現在は語り部も活動をする菊池英夫さん(74)は津波で妻チエ子さん(当時69歳)を亡くした。チエ子さんは一度は家の近くの公民館に避難したが再び家に戻り、その後消息が分からなくなり、後に海で見つかった。「携帯を持ってなかったから職場にいた私に電話をしようとしたのかもしれない。やっぱり悔しいよ。見つかった海のそばを通る時には心の中で手を合わせる」と話した=岩手県大船渡市で2015年3月10日午後2時18分、竹内紀臣撮影

撤去のためクレーンでつり上げられる、請戸漁港に打ち上げられた最後の一隻の漁船=福島県浪江町で2015年3月10日午前10時41分、山崎一輝撮影

 漁業権取得への県漁協の反発を受けながら五里霧中の船出だったが、品質を評価した流通業界の反応は早かった。水揚げは今シーズンから本格化しており、大手外食チェーンと提携するなど販路を拡大している。「震災前からカキ養殖業は値崩れで疲弊していた。漁協を通さず流通できるから桃浦ブランドで勝負できる」と大山さんは手ごたえを語る。

 地域主導の取り組みはむろん、産業分野に限らない。高台や内陸部などに被災者が集団移転するいくつかの自治体では移住する人たちが行政と連携し、まちづくりを計画段階から何度も話し合い、合意形成を進めてきた。さまざまな試みが芽生え、育ち始めている。

 一方で、生活再建の土台となる住居建設が全体的に遅れている厳しい現実がある。高台などに集団移転するための住宅や、賃貸の復興住宅の完成率は来春時点でそれぞれ48%、65%にとどまる。用地買収が難航したり、資材や人件費の高騰で入札が難しくなったりしているためだ。

 中心市街地が津波で壊滅した岩手県陸前高田市や大槌町などいくつかの自治体の住まい再建はこれから本格化する。高台移転の予定が被災地全体で当初より7000戸も減ったのは、事業が長期化し、住宅再建をあきらめた人が多い実態を物語る。
---毎日新聞(27.3.11)



“生まれ変わる町”女川 石巻線全線開通に向け準備着々(27.3.11)

震災による大津波で827人の死者・行方不明者を出し、多くの家屋が損壊するなどして市街地がまるごと失われた宮城県女川町。21日、JR石巻線の全線開通と女川駅を中心とする町の復興を宣言する「まちびらき」が行われる。“生まれ変わる町”の準備が着々と進められていた。

温泉施設「ゆぽっぽ」の浴室に飾られたタイル絵「泉と鹿」。日本画家の千住博氏の作品で、約650枚のタイルが使われている。職人らによるタイル貼り作業が行われた=宮城県女川町(鈴木健児撮影)
温泉施設「ゆぽっぽ」の浴室に飾られたタイル絵「泉と鹿」。日本画家の千住博氏の作品で、約650枚のタイルが使われている。職人らによるタイル貼り作業が行われた=宮城県女川町(鈴木健児撮影)

 震災後、既に約9メートルのかさ上げ工事を終えた新しい町の核となるのが女川駅舎だ。早くから被災地に入り、避難所を段ボールの筒で仕切りプライベートな空間を創出したり、住宅地が不足した女川で3階建ての仮設住宅を提案した建築家の坂茂氏が設計を担当。白い屋根は港町で羽ばたくウミネコをイメージしたという。総工費は8億5000万円。

21日再開するJR女川駅の駅舎。石巻線の終着駅となる=宮城県女川町(鈴木健児撮影)
21日再開するJR女川駅の駅舎。石巻線の終着駅となる=宮城県女川町(鈴木健児撮影)

 女川駅は震災前より約200メートル内陸に移設され、駅から女川湾までを貫く約400メートルのプロムナードとともに新しい町のシンボルとなる。

 今秋には、高台に復興住宅の建設が始まり、町が復興に向かって新たな歩みを始める。近いうちに人々の生活が戻ることが期待される。

JR石巻線の全線再開に向けて、試運転が繰り返される。高台からは新しく生まれ変わる町が一望できる=宮城県女川町(鈴木健児撮影)
JR石巻線の全線再開に向けて、試運転が繰り返される。高台からは新しく生まれ変わる町が一望できる=宮城県女川町(鈴木健児撮影)

 駅舎の2階には、温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」を併設。こちらは「まちびらき」の翌日の22日にオープンする。日本画家、千住博氏と鉄道デザインで知られる水戸岡鋭治氏をアートディレクターに迎え、浴室、脱衣所、待合室の3カ所の壁面には計6037枚のタイルを使った壁画が描かれる。待合室に描かれた「家族樹」は幅約10メートル、高さ2.7メートルの巨大タイルアートで1188枚のタイルを使用。樹木には女川町民らから公募した花のイラストがちりばめられる。

 新生を余儀なくされた女川が復興する新しい姿が少しずつ見えてきた。(写真報道局 鈴木健児)

石巻線の終着駅となるJR女川駅では、駅施設の工事と試運転が行われている=宮城県女川町(鈴木健児撮影)
石巻線の終着駅となるJR女川駅では、駅施設の工事と試運転が行われている=宮城県女川町(鈴木健児撮影)
---産経新聞(27.3.11)





被災3県で計画の防潮堤、37%が未着工(27.3.10)

東日本大震災の発生から11日で4年となる。

 多くの犠牲者を出した津波被害の教訓を踏まえ、被害が特に大きかった岩手、宮城、福島の3県で計画されている計573か所の防潮堤のうち、今も4割近い211か所が未着工のままで、計画は既に3年程度の遅れが生じている。

 集中復興期間が来年3月末で終了することから、10日記者会見した安倍首相は、次の5年間を見据えた新たな支援の枠組みを今夏までに策定し、復興を改めて加速化させていく方針を強調した。

 防潮堤は国、県、市町村が建設主体となり、計573か所で計画され、総延長約400キロ、総事業費は約1兆円に上る。完成済みは、そのうちわずか8%の46か所で、建設中が55%の316か所。残り37%の211か所は着工もしていない。

 建設が遅れているのは、用地取得が難航していることに加え、資材高騰と人手不足による入札不調のためだ。防潮堤の高さなどを巡って住民との話し合いに時間をかけたケースもある。3県は2015年度中に全ての防潮堤の完成を目指していたが、着工の遅れによる計画変更が相次ぎ、18年度以降にずれ込む見通しだ。

 防潮堤の建設費は国が全額を負担し、予算は確保されている。しかし、工事を請け負う業者が見つからない。3県が14年度に発注した公共工事(岩手、福島は1月、宮城は昨年12月現在)のうち、23%が入札不調となった。

 中でも防潮堤工事は、「風や波などの天候に左右されやすいため、業者に敬遠されやすい」(宮城県東部土木事務所)という。宮城県石巻市の離島・田代島の防潮堤工事では、県が昨年6月まで計4回入札を行ったが、業者は決まらなかった。
----読売新聞(27.3.10)





復興の近況・進む復興、変わる故郷 東日本大震災から3年半(26.9.11)



宮城県岩沼市沿岸で造成が進む震災がれきを使った人工の丘「千年希望の丘」。津波の威力を弱める減災機能や防災教育の場として期待される =9月2日、宮城県岩沼市


岩手県陸前高田市に造られた土砂運搬用ベルトコンベヤー(奥)。山から削った土砂を、かさ上げ工事などが進む旧市街地へ運ぶ。今年3月に試運転を開始し、7月には総延長約3キロが完全稼働した。1日8時間の稼働で約2万立方メートルの土砂を運搬できる。近くには高さ15メートルの見晴台も設置された =岩手県陸前高田市(大西史朗撮影)


岩手県大船渡市の民家の奥に巨大な橋脚がそびえる。三陸沿岸道路、通称「復興道路」の工事現場だ。八戸と仙台をつなぐ自動車専用道路で総延長は359キロ 


防潮堤工事の足場で視界を遮られた岩手県釜石市の「陸中海岸グランドホテル」のラウンジ。防潮堤は震災前より2メートル高くなる計画だ。「何も見えなくなっちゃうよ」とホテルの社長は嘆いていた =8月30日(松本健吾撮影)



岩手県大船渡市の港で整備が進む防潮堤。海抜7.5メートル。ほぼ垂直で占有スペースが少ないのが利点という =8月31日(松本健吾撮影)


宮城県南三陸町では宅地の高台移転に向けた造成が進む。山を削り団地を整備する計画で高さは海抜30メートル以上になる =9月1日(松本健吾撮影)

---産経新聞(26.9.10)





被災地の高台移転用地、8割取得 3県で、住宅建設本格化へ(26.8.13)

 東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県で、高台移転先の用地取得が6月末時点で目標の84%に当たる約750ヘクタールに達したことが12日、復興庁の調査で分かった。

 集計を始めた昨年9月の49%から大幅に伸びた。所有者不明の土地を裁判所が選んだ管理人が売却できる制度の活用が成果を上げている。用地の多くで宅地造成が始まっており、住宅建設が本格化する見通しだ。

 県別の用地取得率は宮城が目標の89%の523ヘクタールで、福島が82%の77ヘクタール、岩手が74%の150ヘクタール。

 3県の自治体は、最終的に計約2万1千戸分の宅地を造成する計画。

(共同)
---東京新聞(26.8.132)




被災地沿岸で集中捜索   震災から3年2カ月(26.5.11)

東日本大震災から3年2カ月となった11日、岩手、宮城、福島の3県警などは、津波で被災した沿岸部を集中捜索し、行方不明者の手掛かりを捜した。警察庁によると9日現在、3県では2616人が行方不明のまま。

 宮城県気仙沼市本吉町では、がれきが埋まっているとの情報が寄せられた荒れ地を、気仙沼署員やボランティアたちがスコップなどで捜索。

 県警石巻署員は、多くの児童が津波で犠牲となった石巻市立大川小の慰霊碑前で黙とうをした後、海岸近くに移動し、ぬかるんだ地面を熊手などで掘り起こす作業を繰り返した。

 福島県浪江町請戸でも県警や消防が、がれき集積所や砂浜で捜索を実施した。



福島県浪江町のがれき集積所で集中捜索する警察官ら=11日



福島県浪江町で、海岸近くの河口を捜索する消防署員=11日


宮城県石巻市で、集中捜索する県警河北署員ら=11日
---産経新聞(26.5.11)





3年ぶり本校舎で再開=避難解除地区の小中3校-福島・田村(26.4.7)

東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された福島県田村市都路地区の小中学校3校で7日、入学式や始業式が開かれた。事故直後から市内の空き校舎に移って授業を続けていたが、3年ぶりに元の校舎で再開、3月まで空き校舎で過ごした子供のほとんどが戻って来た。


避難指示が解除され、入学式に臨む古道小学校の4人の新1年生=7日午前、福島県田村市都路地区
 再開したのは、古道小、岩井沢小、都路中の3校で、新1年生は計32人。市教委は独自に学校施設をモニタリング、雨どいなどの再除染を行ってきた。
 古道小では、約60人の在校生が新1年生4人を迎えた。6年の柳沼彩世さん(11)が「楽しい学校生活を送っていきましょう」などと歓迎のあいさつ。4人は緊張した様子で、一人ずつ教科書や黄色い帽子などを受け取った。
 都路地区東部は、1日に旧警戒区域で初めて避難指示が解除された。しかし、家の修繕などが間に合わないため、すぐには解除地区に戻れず、子供たちは20キロ以上離れた仮設住宅などからバスで通うことになる。
 一方、昨年6月まで町の機能を県外に移していた双葉町も7日、小中3校を3年ぶりにいわき市内で再開。新築の仮設校舎が7月に完成するまで、民間施設を間借りするが、新校舎には無線LAN環境を整備し、タブレット端末や電子黒板などのICT(情報通信技術)を活用した授業を行うという。
---時事ドットコム(2014/04/07-12:13)






三陸鉄道:全線再開 「あまちゃん」の曲に送られ出発(26.4.6)

東日本大震災で全線不通になった岩手県の第三セクター「三陸鉄道」(本社・宮古市)の北リアス線(71キロ)は6日、最後に残った不通区間の小本−田野畑(10.5キロ)で運転を再開した。5日の南リアス線全線復旧と合わせ、震災から3年余りで全線107.6キロが完全復活した。ただし、南北リアス線の中間を走るJR山田線(宮古/釜石)は不通のままとなっている。


津波の被害を受けた島越駅前で大漁旗を振って全線開通を祝う人たち=岩手県田野畑村で2014年4月6日午後0時21分、佐々木順一撮影

 北リアス線は昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の主要な舞台。この日、宮古発下り始発は定刻通り午前6時8分に発車。久慈発の上り始発は同6時49分に宮古に到着した。

 宮古駅前では記念式典があり、復旧費用を支援したクウェートのアルオタイビ駐日大使や、被災地を支援する日本赤十字社の広報特使で女優、藤原紀香さんら約140人が出席。大使らが乗り込んだ記念列車が市立宮古小児童が演奏する「あまちゃん」のオープニング曲に送られて走り出すと、ホームは万歳や拍手、歓声で包まれた。

 東京都練馬区の大学1年、竹中遼吾さん(18)は高校時代の3年間、所属していた鉄道研究部として集めたお金で、インターネットを通じて乗らずとも乗車券を購入する支援を続けた。「社員や地元の人が笑顔でうれしかった。応援してきて良かった」と涙ぐんだ。【安藤いく子】
---毎日新聞(26.4.6)



出発式でくす玉を割る藤原紀香(左手前)、ハローキティも駆けつけた=6日午前、岩手県宮古市(宮崎裕士撮影


島越駅周辺は、いまだに震災の爪痕が残る(宮崎裕士撮影)
---産経新聞(26.4.6)




三陸鉄道、全線再開へ 南リアス線が復旧 震災3年、地域沸く (26.4.5)

 東日本大震災の津波で被災し、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場した「北三陸鉄道」のモデルにもなった岩手県の三陸鉄道は5日、南リアス線(盛-釜石、36.6キロ)全線の運行を再開した。

 6日には北リアス線(宮古-久慈、71キロ)の不通区間が解消し、震災から3年余りで全面的に復旧。地域の足としての存在感を取り戻し、観光客の呼び込みや産業の復興を支える。

 5日は、南リアス線で最後まで不通になっていた吉浜-釜石間の15キロが復旧。クウェート政府の支援を受け、新潟県の工場で新造されたレトロ車両が記念列車として盛駅を出発し、各駅では住民らが大漁旗や郷土芸能の虎舞などで祝福。

 三陸鉄道は震災5日後の2011年3月16日に一部で運行を始め、復興の象徴になった。当初は再建が厳しいとみられたが、90億円を超えた復旧費用の大半を国が負担。運行区間を段階的に増やした。




5日から全線で再開された三陸鉄道南リアス線の盛駅で全線再開のヘッドマークを持つ車掌と駐日クウェート国大使アブドゥルラフマーン・アルオタイビ閣下(右) =5日午前、岩手県大船渡市(宮崎裕士撮影)


三陸鉄道 南リアス線全線復興;三陸鉄道の南リアス線が全線で運行を再開し、不通区間にあった唐丹駅に到着した下り一番列車 =5日午前、岩手県釜石市


5日から全線で再開された三陸鉄道南リアス線で盛駅から記念列車が出発した =5日午前、岩手県大船渡市(宮崎裕士撮影)
---産経新聞(26.4.5)







東日本大震災、11日で3年=今も26万人避難-進まぬ集団移転、除染(26.3.10)

東日本大震災は11日午後、発生から3年を迎える。警察庁によると、10日現在の死者は12都道県の1万5884人。岩手、宮城、福島各県を中心に2633人が今も行方不明だ。一方、震災後の傷病悪化で亡くなる「震災関連死」は3県で前年より300人以上増え、累計で3000人に迫る。避難生活の長期化によるストレスが要因とみられ、子どもの心身に与える影響も懸念される。



東日本大震災の津波で横倒しになったままの「江島共済会館」=10日午後、宮城県女川町

 復興庁によると、2月13日現在の避難者は全国で約26万7000人。県外への避難は、東京電力福島第1原発事故が起きた福島が4万8000人、宮城7000人、岩手1400人。3県内で計9万7000人(1月末現在)がプレハブの仮設住宅暮らしを余儀なくされている。
 用地確保の遅れや資材不足などから、被災者が入居する災害公営住宅は3県合わせた予定戸数の3%しか完成しておらず、高台などへの集団移転も造成が完了した地区は1割にとどまる。建設労働者の人材難による人件費の高騰もあり、公共工事の遅れが復興の足かせとなっている。
3県で発生したがれき1694万トンのうち、1月末時点で95%の1613万トンが処理された。津波で被災した農地は今春までに7割が復旧し、水揚げが全面的に可能となった漁港も1年前より増えた。しかし、原発事故の風評被害など産業へのダメージはなお深刻だ。


津波で被災した家屋の前で、道路の除染を行う作業員=10日午後、福島県富岡町

 福島第1原発では、核燃料が溶け落ちた1~3号機原子炉などの冷却が続けられている。注ぎ込まれた水は放射性物質を含む汚染水となり、原子炉建屋に流れ込む地下水が混じって増加。大量に保管されたタンクからは漏出トラブルも相次ぐ。4号機では昨年11月、使用済み燃料プールで核燃料の取り出しが始まったが、30年以上かかるとされる廃炉に向けた作業は課題が山積している。
 事故をめぐっては、福島県田村市の都路地区で避難指示が4月1日に解除され、原発20キロ圏内の旧警戒区域で初めて住民帰還が実現する。ただ、政府は「全員帰還」の方針を転換。放射線量が高い帰還困難地域については賠償金の上積みで避難先での定住を促す。帰還を前提とした地域でも、国直轄の除染作業が最大3年延長されるなど遅れが目立つ。
---時事ドットコム(2014/03/10-20:26)





住宅再建めど、55%止まり 被災3県、用地確保難航(26.3.10)

岩手、宮城、福島3県で東日本大震災の住宅被害に遭い、その後、再建のめどが立ったとして「被災者生活再建支援金」を追加申請・受給したのは、受給世帯全体の55%(2月末時点)にとどまることが、各県への取材で分かった。沿岸部を中心とした用地確保の難航などが要因。11日で震災3年だが、住宅再建が足踏みしている現状が浮き彫りになった。

 再建支援金は、被害程度に応じて100万円まで支払う「基礎支援金」と、新築や補修など再建の方法に応じて追加で最大200万円を支給する「加算支援金」がある。加算支援金は、住宅再建の進み具合を判断する目安とされるが、申請が伸び悩んでいる。
---共同通信(26.3.10)







「気持ち区切りつかない」=東日本大震災、11日で3年-被災各地で追悼行事(26.3.10)

東日本大震災から11日で3年を迎えるのを前に、被災した各地で9日、追悼式典が開かれた。人々は肉親への思いを胸に、静かに祈りをささげた。


追悼式で献花し、手を合わせる少女ら=9日午前、岩手県陸前高田市の高田小学校

 津波で壊滅的な被害を受け、1700人以上が犠牲となった岩手県陸前高田市では、会場の高田小学校に約1300人が集まり、黙とうした。仮設住宅で暮らす佐藤テル子さん(75)は、消防団員だった長男の昇一さん=当時(47)=が体の不自由な高齢者をおぶって避難している時に津波に襲われたという。「今でも息子のことを思い出し眠れなくなる。息子のためにも一日一日を前向きに生きたい」と語った。
 親族2人を亡くした菅野瑠璃子さん(84)は「年月がたつにつれ楽しかった思い出がよみがえり、つらい。気持ちに区切りはつかない」と涙を浮かべた。
---時事ドットコム(2014/03/09-19:27)







大震災3年:灯籠に思い込め 各地で追悼行事(26.3.10)

東日本大震災から3年となる11日を前に9日、大きな被害を受けた岩手・宮城・福島3県の各地で追悼行事があった。

 津波で750人以上が死亡・行方不明となった宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区では9日夕、震災時に住民の避難路となった道路や、避難先だった閖上小の旧校舎校庭に灯籠(とうろう)を並べて照らす追悼イベントがあった。市民ら500人以上が犠牲者の冥福を祈った。

閖上小学校の旧校舎校庭に並べられた慰霊の灯籠を見つめる親子=宮城県名取市で2014年3月9日午後6時24分、梅村直承撮影

 閖上中の卒業生や被災者らでつくる実行委員会が主催。全国からのメッセージが書かれた2100個を、地区内の日和(ひより)山から同小旧校舎近くまでの道路脇約1.2キロに並べ「光の道」を描いた。昨年は強風で実施できなかったが、今回は事前に風防実験などを行い、風雨に強いプラスチック製の灯籠を開発した。

 校庭にも紙の灯籠1200個とキャンドル2500本で縦約30メートル、横約50メートルの「天の川」を浮かび上がらせた。知人を失った同市のNPO職員、石橋優子さん(34)は「被災者を忘れないでほしい。これからも現地を見に来てほしい」と話した。

 岩手県大槌町安渡(あんど)の町内会と公民館は9日、仮設住宅が並ぶ高台の旧安渡小校庭で、地区独自の追悼式を営んだ。参列した約150人は震災発生の午後2時46分、消防団の半鐘の音に合わせて大槌湾に向かって黙とうし、花々を手向けた。

 安渡地区は人口約1950人の1割以上にあたる218人が津波の犠牲となった。同町消防団長の煙山佳成(けむやま・かなり)さん(75)は、妻昌子さん(当時73歳)、義母タマさん(同92歳)、長男隆之さん(同40歳)を亡くし、同地区だけで10人以上の消防団員仲間を失った。「最近、亡くなった家族らに助けられているな、見守られているな、と感じる瞬間が多くなった。仏壇に感謝を伝える日々です」と手を合わせた。

 親族を多数失った小国兼太郎さん(90)は「鎮魂の気持ちで、毎日、刺し子制作に向き合っています」と涙を浮かべた。【橘建吾、高尾具成】

閖上地区の日和山(後方)へ向かって続く慰霊の灯ろう=宮城県名取市で2014年3月9日午後5時54分、梅村直承撮影
---毎日新聞(26.3.10)






今なお残る震災の爪痕=止まった時間、震災の記憶〔東日本大震災3年〕


東日本大震災から3年。復旧復興の影で、当時と変わらぬ光景が今も残っている。
 福島第1原発から約5キロ。事故直後に現地対策本部として設置されたオフサイトセンターは、放射線量の上昇により、わずか4日で撤退に追い込まれた。国、自治体、事業者など約130人が集まったが、ほとんどの通信手段が使えず、食料もすぐに底をついたという。


東日本大震災の津波が襲来した午後3時25分を指したまま壊れた時計塔。周囲の建物は撤去されたが、市は保存する方向で検討している=2月13日、岩手県大船渡市

 町全体が避難区域となっている福島県双葉町。商店街に人けはなく、崩れた家屋は放置されたまま。帰還のめどすら立たない街並みに、赤信号が静かに点滅していた。
 宮城県石巻市の門脇小学校。津波による火災で校舎の約半分が焼失した。現在、建物はシートに覆われ外観を望むことはできないが、教室の机は当時のまま整然と並び、震災前の面影を感じさせる。
 岩手県大船渡市の駅前には、津波で破壊された時計塔が残されている。市民の憩いの場として整備されたスペースに、街の活性化を目的に建てられた。時刻は津波に襲われたとみられる午後3時25分。震災の爪痕は、あの日の記憶を静かに語り掛けてくる。
---時事ドットコム(2014/03/04-14:52)






「つらい道のりだった」 ようやく復興へのスタートライン 岩手・三陸鉄道南リアス線 4月に全線開通(26.3.4)


国道45号を岩手県釜石市から南に向かうと、大船渡市との境に、三陸鉄道南リアス線「唐丹(とうに)駅」が見えてくる。海側に目をやると、そこにあった民家や学校は跡形もなくなっている。


4月から全線で運行が再開される三陸鉄道南リアス線=3日、岩手県大船渡市

 震災直後、線路には流されてきた車両や民家の屋根が幾重にも重なり、津波にのまれた人もいた。

 悔しい過去に埋もれた唐丹駅だが、訪れた3日は活気に満ちていた。作業員らが慌ただしく動き回り、復旧作業を続けていた。この駅に来月、ようやく列車が戻ってくるのだ。

 「多くが流され、利用者は減っているかもしれないが、何かのきっかけになるかもしれない」。駅のすぐそばの売店で働く堀口千鶴子さん(61)も、そう期待を口にした。

 南リアス線は震災で大きく傷ついた。地震の揺れでレールも随所で変形し、駅や橋などを含めると、損傷は247カ所に上った。70カ所の損傷にとどまった北リアス線が震災後、すぐに一部で運行を再開したのに、南リアス線が一部区間で開通にこぎ着けたのは、震災から2年がたった昨年4月のことだった。「本当につらい道のりだった」。南リアス線の運行部長、吉田哲さん(50)は振り返る。

ただ、こうした経験があるからこそ、「記憶と教訓を語り継いでいくべきだ」と吉田さんは思う。これまでもツアー客を誘致し、開通できた区間で被災地の現状を車窓から見てもらってきた。

 この区間が、4月に釜石駅までの全線に延びる。吉田さんは「被災地の現状を広く見てもらいたいし、被災したわれわれには発信し後世に伝える義務がある。そのためにも、全線開通の意義は大きい」と語る。

 「奇跡の車両」。南リアス線には、こう呼ばれる車両がある。あの日、釜石に向かっていた車両がトンネル内で緊急停止し、間一髪で津波被害を免れた。

 その車両は、今でも乗客を運んでいる。「3年がかりで、目的地にたどりつける。ようやく復興に向けたスタートラインに立てますね」。吉田さんは、奇跡の車両を背に笑みをこぼした。
---産経新聞(26.3.4)








津波被災地:陸前高田に巨大つり橋 造成地の土砂搬出用(26.2.27)

 東日本大震災の津波で中心市街地が壊滅した岩手県陸前高田市の気仙川河口に、巨大なつり橋が出現した。被災者の高台移転先の造成工事に伴う土砂を搬出するベルトコンベヤー専用橋だ。5本に枝分かれし総延長は約3キロ。傍らに立つ「奇跡の一本松」と共に新たな観光名所になりつつある。3月24日から稼働する。

「奇跡の一本松」(手前)の奥に建設中の巨大ベルトコンベヤー=岩手県陸前高田市で2014年2月24日、本社機「希望」から手塚耕一郎撮影

 川沿いの高さ約120メートルの丘陵を約40メートルまで削り、42ヘクタールの平地が造られる。東京ドーム約6個分に当たる740万立方メートルの土砂をダンプカーで搬出すれば約10年かかるが、コンベヤー式なら2年未満で済むという。

東日本大震災発生から1カ月半が経過した岩手県陸前高田市の中心部。手前の「奇跡の一本松」は、まだ緑を保っていた=2011年4月29日、本社ヘリから石井諭撮影

 土砂は市街地のかさ上げに再利用される。震災から間もなく3年になり、目に見える工事は仮設住宅で暮らす被災者には朗報だ。

 ベルトコンベヤーは設置費120億円でUR都市機構が導入。関西国際空港の造成工事などでも実績があるという。【根本太一】
---毎日新聞(26.2.27)








東日本大震災 被災地で初日の出 宮城・閖上(26.1.1)



東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上の日和山にあがる初日の出。多くの人が訪れた =1日午前6時58分、宮城県名取市閖上
---産経新聞(26.1.1)







淡い光、被災地照らす  イブに「希望のかけ橋」(25.12.25)



クリスマスイブにライトアップされた、復興工事の土砂を運ぶためのつり橋「希望のかけ橋」。「奇跡の一本松」とともに被災地に浮かび上がった=24日夜、岩手県陸前高田市

東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市でクリスマスイブの24日夜、復興工事の土砂を運ぶベルトコンベヤーを支えるつり橋「希望のかけ橋」の両端の柱がライトアップされた。25日まで。
寒空の下、柱が淡い白色に浮かび上った。近くには「奇跡の一本松」もある。つり橋の名称は、市内の小学生から公募して決めた。
 柱は高さ約43メートル。高台造成に伴い、山を掘削する過程で出た土砂を仮置き場に運ぶため、ベルトコンベヤーが設けられた。来年4月から本格稼働する予定。
 担当者によると、土砂をダンプ車で運ぶと約9年かかるが、約3年に短縮できる。
---産経新聞(25.12.25)





被災地で海洋発電研究 東大、東北大が復興支援(25.12.13)



宮城県塩釜市沖に設置する潮流発電装置のイメージ図(東大生産技術研究所提供)    東日本大震災で大きな被害に遭った岩手、宮城両県の沿岸で、東大と東北大のグループが地元企業とともに、海洋エネルギーを使った発電の研究に取り組んでいる。得られた電力を漁業協同組合に供給する〝地産地消〟にして復興の一助にしたい考えで、自治体も期待を寄せている。宮城県塩釜市沖で実施するのは潮流発電。波が穏やかで潮の流れが速い松島湾の寒風沢水道に、直径4mの回転翼を備えた出力5キロワットの発電装置を3基設置する。
---産経新聞(25.12.13)





復興屋台村に巨大ツリー 気仙沼、子どもへ贈る(25.12.1)



<復興屋台村に日本ユニセフ協会が設置したクリスマスツリー=1日夕、宮城県気仙沼市>


4日に東日本大震災から千日目を迎えるのを前に、日本ユニセフ協会(東京)が1日、宮城県気仙沼市の復興屋台村に高さ8メートルのクリスマスツリーを設置し、点灯式を開いた。ツリーは鮮やかな青色に輝き、被災した子どもたちを励ますプレゼントに。屋台村に集う店主らは、事業再建への思いを新たにした。この日は朝から地元の小学生ら約20人が、東京からバスで訪れたボランティアと一緒に、厚紙で家やブーツをかたどった飾り約170個を製作。気仙沼を襲った津波と同じ高さ8目メートルの鉄製ポール「きずなの塔」にロープを張ってツリーの形にして取り付け、カウントダウンに合わせて照明をつけた。  
---産経新聞(25.12.1)





被災ホテル保存に2億円 震災遺構で初の交付金(25.11.29)



<震災遺構として保存するため、復興交付金の一部が充てられることが決まった「たろう観光ホテル」=1月、岩手県宮古市>

復興庁は29日、東日本大震災の津波で被災した岩手県宮古市の「たろう観光ホテル」を保存するため、同市に2億1千万円を配分すると発表した。被災地に配る第7回の復興交付金の一部で、津波の猛威を伝える震災遺構の保存に充てられる初のケース。6階建ての同ホテルには津波が4階まで押し寄せ、現在は1階と2階部分の骨組みがむき出しになっている。市が貴重な建物として保存を決め、支援を求めていた。交付金は破損部分の改修や、さび止め処置などに充てられる。国は被災市町村ごとに1カ所の震災遺構の保存について初期費用を支出するが、維持管理費は負担しないため、今後は市が寄付などで賄う。津波が押し寄せた宮城県山元町の中浜小学校の校舎保存に向けた調査費1100万円も交付金に盛り込まれた。復興庁が29日に発表した福島など6県の59市町村に対する復興交付金の総額は2338億円。 
---産経新聞(25.11.29)
 大震災の被災地最新情報・南三陸の防災対策庁舎の行方






洋上風力発電が運転開始  福島沖、再生エネ研究(25.11.11)



<写真は、福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された浮体式洋上風力発電所の風車。奥は福島第2原発=11日午前、共同通信社ヘリから>

再生可能エネルギーの研究として、福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された「浮体式洋上風力発電所」の運転が11日、始まった。 発電所は出力2千キロワット。羽根の直径約80メートルの風車1基を、海に浮かべて回し発電する。海上に併設の変電所から海底ケーブルを通し、東北電力に供給する仕組み。 
---産経新聞(25.11.11)





待ってた「地元の魚」   初の試験操業、店頭に・いわき(25.10.19)



<写真は、競り落とした試験操業の魚に札を置く業者=19日朝、福島県いわき市中央卸売市場>

東京電力福島第1原発事故後初めての試験操業で18日に取れた、福島県いわき地区の魚が19日出荷され、いわき市内の鮮魚店やスーパーで観光客や市民らが買い求めた。 いわき市漁業協同組合によると、サンプル検査で放射性物質は全て不検出だった。 福島県南部のいわき地区の漁業は原発事故後、自粛を強いられていたが、約2年7カ月ぶりに海域と魚種を限定した試験操業を始めた。県北部の相馬市の海域でも試験操業が続いている。 
---産経新聞(25.10.19)





水産復興特区の会社がカキ今季初収穫 石巻(25.10.14)





<今シーズン初めてのカキの水揚げをする合同会社の社員=14日午前、宮城県石巻市>

東日本大震災の復興策として政府が認めた「水産業復興特区」の下で事業展開する、宮城県石巻市の「桃浦かき生産者合同会社」は14日、同市桃浦湾で今シーズンのカキの水揚げを始めた。9月に漁業権を取得してから初めての収穫。早朝、同社社員の漁師15人が漁船5隻で養殖場へ。ロープを機械に据え付け、次々とカキを引き揚げた。この日の水揚げ量は殻付きで約3.3トン。県漁業協同組合を通さずに、スーパーや居酒屋に販売する予定。今シーズンのカキは、産卵後の9月に海水温が低かったため、身が大きいという。大山勝幸代表社員(66)は「水揚げができて気分は最高だ。桃浦カキをブランド化する使命感が強くなった」と話した。水産業復興特区は民間企業の漁業参入を促す目的で宮城県の村井嘉浩知事が提唱、政府が認定した。合同会社は桃浦地区の被災したカキ養殖業者15人と水産卸大手「仙台水産」が出資、平成24年に設立された。
---産経新聞(25.10.14)
  



いわきで初の試験操業 原発事故から2年7カ月 (25.10.18)


東京電力福島第1原発事故のため漁を自粛していた福島県南部のいわき地区の漁協が18日、沖合で試験操業を始め、未明にいわき市の久之浜港や小名浜港から漁船が出港した。午前中に帰港し、水揚げする予定。


福島県いわき市の小名浜港から、原発事故後初めての漁に出る船=18日午前2時52分

 いわき沖の漁は原発事故後初めてで、約2年7カ月ぶり。県北部の相馬双葉漁協は既に試験操業をしており、福島の漁業は、海域と魚種を絞ってはいるものの、本格再開へ一歩前進した。

 当面は、対象を沖合の水深150メートルより深い海域に限定し、メヒカリやミズダコなど8種を取る。
---東京新聞(25.10.18)




沿岸でも試験操業再開 相馬双葉漁協がシラス漁(25.10.12)




沿岸部の試験操業が再開され、福島県相馬市の松川浦漁港に水揚げされるシラス=11日午前    福島県北部の相馬双葉漁業協同組合は11日、東京電力福島第1原発の汚染水問題で中断していた沿岸部の試験操業を再開し、シラス漁を始めた。約55隻が出港し、松川浦漁港(相馬市)などに水揚げをした。相馬双葉漁協は9月25日、40~50キロ以上沖合での試験操業を再開している。水揚げしたシラスは、サンプル検査で放射性物質を測って安全性を確認し、ゆでるなど加工する。週明けにも店頭に並ぶ予定。
---産経新聞(25.10.12)





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